よもや自分のまわりで起こることなどないだろうと思っていた殺人事件が
町内で起こりました!
加害者はなんと我が家の2軒斜め向かいに住む74歳の大工さん(兄)。
被害者は背中合わせの住宅に住む71歳の弟さん。
遺産相続がもとの事件だそうですが、女房が嫁に来たときはすでに
兄弟の仲が悪いと評判でした。
ご近所の人の中にはしょっちゅう二人が怒鳴りあう声を聞いたりして
いつかこんなことが起きるのでは…と危惧していた人も多かったそうです。
加害者のお兄さんは膝の悪い奥さんと二人暮らしだったのですが
事件のことを車で1時間ほどのところに住んでいる一人娘さんに知らせたら
パニック状態になってしまい、お母さんの面倒を見るどころでは無くなって
しまったそうです。
歩けずにほとんど外に出ることも出来なかった奥さんのことが心配です。
いろいろな事件があるたびに思います。
加害者本人も刑務所で辛い思いをしなければならないだろうけど
家族や親兄弟は世間の目に晒され加害者以上に辛い思いをしなければ
ならないのだろうなと。 職を失い、結婚を諦め、人目を避け、過去を
語らずひっそりと暮らしていくのがどんなに辛いか加害者は考えられ
なかったのだろうかと。
日本人はいつからこんなにエゴになったのだろう?
昔は口やかましくおせっかいだけど何かの時は頼れる人が必ずまわりにいた。
困ったときに助けを求めると自分の事以上に張り切って力になってくれた。
親戚だってもっと頻繁に行き来していた。 何かお世話になったっけ?と
思いながらもお中元やお歳暮のやり取りをしていたが、それがきっかけで
おたがいの近況を知ることも出来た。
今は法事さえほんとの身内しか呼ばない。とにかく人とのお付き合いを
最小限にとどめようとしている。
自分ひとりで考え、間違っていようがいまいが自分の思いどおりに行動するから
まわりが多大な迷惑をこうむることもある。
明らかなコミュニケーション不足。
ちょっと話をしていたら家族を犯罪者にせずに済むこともあるだろう。
だから親子の会話だけでもしっかりしてもらいたい。
まわりで起こった事件をきっかけに良いことと悪いことくらいは
きちんと教えて欲しいと思う。
ま、自分はそうして来たのか?と訊かれると困るけど…(苦笑)
に 参加してま~す
それでも、これさえなければ、いい人だったかもしれないのに…
私たちの身にも、いずれ通り魔などやってきそうですね。切れてしまった人が増えそうです。
コミュニケーション不足なら、私だって自分の子どもと不足しっぱなし。なんせ、次男は一年近く帰省してませんし、長男は勝手にやってるし…
まあ、迷惑かけずに生きていてくれたらいいのですが…