24日は息子の大学院の卒業式。
夜、後輩から贈られた花束を手に帰ってきました。
「まるで定年退職の親父みたいね」って思わず笑ってしまいましたが。
花を生けると
必ず登場するこやつ
そして一昨日、息子は大阪の新居へと向かいました。
半月ほど前には
「おれ、もう帰って来んし」と憎まれ口を叩いていた息子も駅へ向かう車の中で
女房が小さな子に言い聞かすように
「挨拶をちゃんとするんよ」
「朝ごはんは必ず食べや」
「人に迷惑かけるんやないで」などと言うのを苦笑いしながら黙って聞いていました。
8年前高校を卒業した息子を同じように大阪へ送り出すとき
もう同じ屋根の下で暮らすことはないかもしれないと思い
息子に隠れて1週間泣き続けました。
それが神様のご慈悲かまた2年も一緒に生活できて
充分満足したし、しっかり免疫は出来ていると思っていたのに
やっぱり駅からの帰り道泣いてしまいました。
田舎の大自然の中で子育てができることを幸せだと思ってきました。
先輩ママからは
「都会の大学へ出したら子供は戻ってこないからね」といつも言われていましたが、うちは3人とも女房の故郷大阪へ
進学したので戻ってこなくても平気と思っていました。
たかが電車で2時間ちょっと。 いつでも会いにいけるし。
でもそんな簡単なことじゃなかった。
毎日顔を見て暮らせる幸せ。
たわいないことを会話する幸せ。
健康を気遣ってやれる幸せ。
何でもないことがどれだけ幸せなことだったか
今になってやっと気付いている女房です。
に 参加してま~す
今度は、就職で大阪へ行かれたのですか?
子供が独立するなんて、私にはまだまだ想像できませんが、弟が東京の大学へ行ったとき、とても寂しかったのを思い出しました。
弟でもあんなに寂しかったんだから、子供だったら・・・と、思うと女房さんの涙が理解できます。
また、一緒に暮らせる日が来ると良いですね。