久し振りに長女が帰ってきた。
帰ってくるなり
「ママって血圧高くない?」と聞く。
彼女は現在、リハビリテーション病院で社会福祉士として患者さんの
入退院の手続きや退院後の環境整備の相談やお手伝いをしている。
そんな中で若い人達が脳卒中で体が不自由になったり寝たきりに
なっていらっしゃるのを見て心配になったそうだ。
じつは私、50前にごく軽い脳梗塞を起したと思われる。
ある日突然、視野の中に台湾のような形をしたグレーの紙がぺたんと
貼られたような状態になってその部分だけが見えなくなった。
それは30分ほどで消えたがその後お箸やお茶碗を持つとポロンと落とす。
ろれつが回らない。 言葉が簡単に出ない。 記憶力が極端に低下という
経験をした。
当時義母はアルツハイマー進行中。 実母も私の傍で暮らしたいと
近所のケアハウスに入居したものの体調を崩し入院したが、
超特異体質のため病院の薬が合わず、強制的に退院を迫られていて
新しい受け入れ先を探すため東奔西走。
加えて浪人をしていた息子が滑り止めに受けた大学まで落ちて
急遽後期試験のために東京まで付き合うことになったりと
タレント並みのスケジュールをこなしていたのだ。(息子は何とか後期で
滑り止め大学に合格してやれやれでした)
仕事もあるため病院にゆっくり行っている暇も無く「ままよ!」ととうとう行かずに
過ごしてしまったので、最後まで症状の残っていた記憶力が元に近い状態に
なるまでに7〜8年かかってしまいました。
その話をすると長女はビックリして
「絶対病院へ行って! 血圧が高いならお薬をちゃんと飲んで!」と言います。
「大丈夫、大丈夫」と言うと、
「体が不自由になったリ寝たきりになったら、一人では生活できないんだよ。
周りの人の世話になって死ぬまで気兼ねしながら生き続けなきゃならないんだよ。
そんな人生、ママに送ってもらいたくない。」と言われました。
まぁ、今のところ血圧もビックリするほど高くないようだし年1回は半日ドックへ
行っているので改めて病院へ行くつもりはありませんが、長女にこんな風に
心配されて嬉しかった反面、私もいよいよ年寄りの仲間入りだなぁと
ちょっと悲しくもありました。
に 参加してま〜す